視能訓練士国家試験 第47回 午前 解説 7
7 点眼麻酔薬が必要な検査はどれか。
1.角膜知覚検査
2.Schirmer試験Ⅰ法
3.超音波Bモード検査
4.Goldmann眼圧計検査
5.Hertel眼球突出計検査
答え : 4
角膜知覚検査では痛みを感じるかを検査しているので麻酔は必要ない。*1
点眼麻酔を施行するのはSchirmer試験I法変法。基礎分泌のみの測定を目的としているため。現在は涙液貯留量を反映していると考えられている。*2
超音波Bモードでは、閉瞼状態で検査を行うので麻酔は必要ない。
超音波Aモードでは散瞳と麻酔が必要となるので注意する。*3
Hertel眼球突出検査は、眼球に直接触れないので麻酔の必要はない。視能学は記述量が少ないので眼科検査ガイドも合わせて読んだほうが良い。*4*5
Goldmann眼圧計検査では角膜に直接、圧平プリズムを角膜に直接押し当てるので麻酔が必要になる。*6