光学ノート1 幾何光学と波動光学
幾何光学
光の波動的な現象を無視して光を光線として取り扱う光学の一分野
光の伝わり方を線で表現
光の波長(λラムダ)が0においてのみ成立する近似理論
レンズ系やミラーの結像等に使用
波動光学
光の伝わり方を波で表現
現象を幾何光学よりも忠実に表現しているが計算が複雑
回折・干渉・偏光等、幾何光学では簡単に表現できない
限られた現象にのみ使用すると便利
回折(かいせつ):反射や屈折によらず波の伝わる方向が変わる
干渉:波の重ね合わせは様々な現象を見せる
偏光:波の偏り、特定の方向への拡散が伝播する波
幾何光学と波動光学の比較