光学ノート14 レンズメータの基礎1
レンズメータの基礎
レンズメータとは
対象および目的
- 眼鏡やコンタクトレンズのレンズ度数を測定する機器
- 臨床では所持眼鏡の度数や光学中心間距離が適切であるか、あるいは処方した眼鏡がその通りに正しく作成されているかを確認するときに使用
種類
- 手動式
接眼式(望遠鏡式)
投影式
- 自動式
レンズメータで可能な測定
- レンズの後頂点屈折力測定
- レンズの光学中心の決定
- 眼鏡レンズの光学中心距離
- プリズム度数とその基底方向の測定
- 主経線方向の決定(強弱主経線)
※このfの距離はレンズメータに限る
なぜ後頂点屈折力を用いるのか
レンズにより主点位置が様々であり、主点位置を求めるのが難しい。そこで、求めやすい後頂点の位置を基準にして屈折力を求めている